幻影の水晶とさき

いよいよ小麦粉の第一章の制作が本格始動する。


やっとさきちゃん側の話がまとまりそうだ。

大体のまとまりとしては…


章をある程度進めるごとにさき側の視点が挟まり、きらびやかな星空の下、目を覚ますとちょっと前までいたフィールドと少し似ている場所にいることに気がつく。


ゆいのすけ?が傍で座っている。

さき:「あら?こんなところでアタシ寝ちゃってたの!?ちょっと!ゆいのすけくんもっと早く起こしてちょうだいよ!」

ゆいのすけ?:「騒ぐな。ここにおまえを助けられる奴はいない。」

さき:「…あなた、ゆいのすけくんではないの?誰なのよ?」

Darren:「ダレン(作品中では海外版の名前で統一)…とでも言っておこう。」

さき:「ギャグのつもり?ダサッ。」

ダレン:「やかましい!!」

さき:「とりあえずあなたは倒した方がよさそうね。さっさと事情をえぐりださなきゃ。」

ダレン:「それは無理だ。」

さき:「何よさっきから偉そうに!

手加減しないわよ!」

バトル画面へ(対ダレン。自動実行)

ダレン:「無理なものは無理だ。無駄うちは止めておきな。」

さき:「見た目がゆいのすけくんなのが余計に腹立たしいわ!覚悟なさい!」

※どんな攻撃も回避or回復になる。

ダレン:「安心しろ。私もおまえを倒すことはできない。」

※ダークシャイニングを放つがさきが回復するだけ。

さき:「きいー!ムカつくわ!」

ダレン:「うるさい小娘だ…。」

(バトル強制終了)

さき:「あんた一体何者なの

ダレン:「私は…表面上は、おまえの生命力を奪い実体化した、おまえが望む者…。」

さき:「じゃあ、あれは本物の幻影の水晶なのね。そして言い伝えも真実…。」

ダレン:「半分は真実だ。」

(場面とBGMが変わる。二人で歩きだす。)

さき:「半分?」

ダレン:「我々には個々に意思がある。普通は生命力を奪い、実体化した仮の姿で周辺をうろつくまでなのだが、体を手に入れることもできれば、他の生命体と同じように生きていける。」

さき:「あなたでいえば、ゆいのすけくんの体があればいいってこと?」

ダレン:「別にそいつに限定する必要はない。」

ダレン:「たとえ体を手に入れたとしても、水晶を保持し続けなければ、私の存在は消えてしまう。」

ダレン:「フッ…。運が良いことに、おまえはこの雪山の中で水晶を手に入れた。仮死状態でおまえが凍り続けていれば、私は継続して姿を保つことができる。…。って、おい!!」

さき:「早く目を覚まさなきゃ!とりあえず火をつけてつけてつけまくるわ!」

ダレン:「落ち着け!ここで暴れたところでろくなことがないぞ!待てー!!」



●さきとダレン(2回目)

さき:「ねえ暇だわ。周辺にお店はないの?」

ダレン:「(散々雑談に付き合わせておいてなんてやつだ…)店はないが…。…そうだ…!…来い。(さきの手をぐっと握る。)」

さき:「え!?な、なによ離しなさいよ!」

ダレン:「おまえみたいなじゃじゃ馬を野放しにしてたらろくなことがない!一緒に行くぞ!」

(第一章のキャンプ場周辺そっくりな場所にジャンプ。本編中ではまだ通れないルートをどんどん進む。)

さき:「やだわ。他に人がいるじゃないの、手を離してよ。」

ダレン:「ダメだ。おまえを信用できん。」

住人A(キャスト未設定):「おう偵察か?ごくろーさん。」

ダレン:「最近の動きはどうだ?」

住人A:「どうやらアフラーマのやつ、俺らのこの世界に気がついてるみたいだぜ。手下らしき奴等がやってきて、この間浜辺のところに穴ぼこ空いちまった。」

さき:「アフラーマ!?そんなモンスターいたわね懐かしいわ。」

住人A:「お嬢ちゃん。アフラーマを知ってるんだな。なら話が早い。いいか。俺たち幻影の水晶は、アフラーマがジャシンを復活させるためにばらまいた魔石なんだ。」

ダレン:「我々が生命体の命を片っ端から吸収し、その石を集めオーブや偶像に作り替え、電波人間の世界を支配するつもりだそうだ。」

さき:「アゴラーマならとっくに倒したわよ。」

住人A:「ところがどっこい。奴は一体じゃなかった。なんせ邪教っつー組織のでかさが分からねえ団体だ。神官が何人いるかなんて正確には分からねえ。」

ダレン:「アフラーマの魔力により、こうして我々も意思疎通を図れる恩恵を得た一方で…。」

(ガサガサッ)

住人A:「!!(おい!逃げろ!あいつらだ!※小声ですぐ逃げる。)」

さき:「逃げるって…きゃっ!」

ダレン:「いいか、絶対に戦いに加勢してくるなよ!私は倒されても問題ないが、おまえがやられたら困る。」

さき:「あんたみたいな男に指図されるの嫌いなの。」

ダレン:「ったく!!後悔してもしらんぞ!!」

(※アフラーマの手先たちとバトル。)

(※バトル中にさきちゃんがピンチになると会話イベントが発生する。

ダレン:「(まずい!私が消えてしまう!)おいじゃじゃ馬!!これ以上下手な真似をするな!!」

さき:「アタシにはさきって名前があるの!そのまま消えちゃいなさいよ!ポンコツ野郎!」

ダレン:「…ああ!!めんどくさい女だな!!さき。これ以上下手な真似をしたら許さんからな。」

(※ぜんかいきずぐすりをダレンが使う。)

手先を一掃してから住人Aが帰ってくる。

住人A:「ヒュー♪いいなあ俺も彼女が欲しいぜ。」

さき:「アタシたちは恋人じゃなくて…

ダレン:「こんな女くれてやる。面倒極まりない。」

さき:「でも離れちゃだめなんでしょ?真っ白な癖に、白黒はっきりしない人ね。」

住人A:「あれお嬢ちゃん?君は水晶じゃないのか!!どうやってこんなところに…!?」



●さきとダレン(3回目)

※4、5章のサンセット渓谷を一緒に歩いているところから。

さき:「ねえ。そろそろアタシたちが今いる世界のこと、教えてよ。」

ダレン:「…。いいだろう。ここは、我々水晶が奪った生命力を使って築き上げた「水晶の中」だ。」(※話しながら背景が変わる。)

「水晶を手にした者たちがいた場所を縫い合わせ、我々同士で遠方の者と交信ができるようになった。」

さき:「そんなことをする必要があるわけ?」

ダレン:「自由に意思を持っているからには、やはり反逆者も現れる…ってことさ。」

「アフラーマは我々を使ってジャシンを復活させることに躍起になっている。復活させた後も、砕け散るまでずっと我々をこきつかうつもりのようだ。」

さき:「アフラーマの手の平で踊らされるのが嫌なわけね?」

ダレン:「ふんっ。あんなやつに奉仕するより、あいつを倒して自由に過ごしたいに決まってるだろ。」

「ここの島にある水晶は皆私の兄弟なんだ。アフラーマの計画をねじ伏せるためなら!こちら側も組織を作って挑むまでだ。」

「中には邪神教を崇拝している裏切り者の水晶もいるが…。」

さき:「アタシもアフラーマを倒すことには協力してあげていいわよ。」

ダレン:「いや…そいつはダメだ…。私の手で倒したい!」

(ダレンがびっくりする。目を閉じる。)

ダレン:「現実世界で、誰かがおまえに近づいてきている!」

さき:「えっ見えるの?どんな人?」

ダレン:「あれが…。ゆいのすけ…。」

さき:「!!」


第3章最後の、ゆいのすけを単体操作しているシーンに戻り、ヒョウヒョウ山を登ると氷柱を背にしてダレンが待っている。

ゆいのすけ:「…!?こ、こんばんは…!あの、あなたは…。」

ダレン:「知らないふりのつもりか?ゆいのすけ。待っていたぞ。すこぶる頼りなさそうだが、おまえの体を頂く!!」

ゆいのすけ:「…私のそっくりなヘンタイは、直々に私がなんとかするしかなさそうですね。」

ダレン:「誰がヘンタイだ!この雪山には誰も来ないからな。この際おまえでもいい。行くぞ!」


①ゆいのすけ勝利

第4章へ(1周目エンディング1ルート)


②ダレン勝利

第5章へ(1周目エンディング2ルート)



多分会話はほぼこのまま実装できそう。

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