民宿の村のおはなし 登場人物その2

前回に引き続き、紹介している舞台としては「民宿の村」。

ひっそりと、電波っこたちで繁栄している小さな村です。盆地のところにあって、

降水量が少ないため水攻撃の電波っこが多く住んでいます。

なので水不足の心配はなく独自の産業が代々栄えています。


また、なごむのふるさとであり、ちょっとした観光地として

遠方から様々な電波っこが遊びに来ることがあるそうです。

すぐ近くにはモンスターが住むダンジョンがあり、

旅人がそこにも訪れるそうな・・・


噂ではそこのダンジョンには持ち帰れないが素晴らしい宝物があるそうです。


舞台の紹介はまた次回に続きます。

前回紹介したかずたかはここの村の住人です。



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りたろう/6族/真面目系


なごむの幼馴染。同い年で14歳。

汗っかきで、水が弱点だが冷たいシャワーを無性に浴びたくなる。

どこにでも1人はいるような、平凡な子でもくもくと平均点をとる並みの勉強をしている。

なごむの活躍を手紙で知ってから、体の色を変えられるということに興味津々で

青色になりたいと思っている。りたろうの家になごむが遊びに来ては

一緒におりがみをしたりお勉強を教えあったりしていたようだ。

裏山のダンジョンについては気になってはいるが、親の言いつけを忠実に守っており

まだ一度も行ったことがない。




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みく/6族/僕系


なごむの幼馴染で、なごむより1,2歳年上。一人称がぼくの女の子で、

外で遊ぶことが大好き。だが、その遊び方が例えば魚釣りで魚役になって

釣り針からお菓子をぶんどるのにきゃっきゃしたり、雪が積もっていたら全身雪に沈めてアンテナだけ出し潜水艦ごっこをするといった。奇妙な遊びが好きなようだ。

遠いところへ冒険する機会があったら、海に沈んでみたいらしい。砂でもいいらしい。

いろんな観光客を見てきているので、自分に似ている人にも会いに行ってみたいそうだ。

なんだかよくわからない野菜を育てており、定期的にかずたかのお店に出荷している。


村で怪奇現象が起こる事件が増えてきてから冒険がとにかくしてみたいようで、

りたろうとみつたかで村を抜け出す作戦を強引に実行するものの失敗し続けているので、

なごむの一行が村に来るのを心待ちにしている。




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みつたか/6族/俺系


なごむの幼馴染でなごむより2,3歳年上。

ヤンキー・・・というものになりたくて、それらしき派手な服や体に落書きしてみたり

髪型を変えてみたがどうもうまくなりきれていないようだ。

かっこいい男の中の男になりたくて筋トレをしてみたりしている。安定の三日坊主。

それでもなごむたちにはおおいばりで、俺はこんなことができるんだぜ!すごいだろ!と

すごいのかよくわからないことに全力投球している。


しかしモンスターと戦ったことはなく、ものづくり以外でアンテナを使ったことが

ないため、どうすれば攻撃できるのか実はよく分かっていない。

みくがダンジョンへ行こうという話をしてくるとちょっと怖いものの、男らしさを出したいがために一番先頭を歩こうとする。でもやっぱり怖いので何かとこじつけては

周りの大人に気づかれて作戦を失敗させている。


あきひろが自分よりずっと年上なのが信じられないでいる。

だがあきひろの声の渋さは憧れのようだ。



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きよと/3族/紳士系


なごむの本当の父であり、なごむがなつきたちと冒険に行くきっかけになった張本人。

普段は大工を家業としており、建物を建設したり家具の製作、修理を行っている。

紳士系であるが一人称は「オレ」。酒豪で酒がまわるととてもうるさくなる。

成長していくわが子を見ていて、いつまで経ってもおとなしいなごむを見かねたきよとは、「ミスターNと家族を救う旅」のオーディションになごむを勝手に応募した。

妻と大喧嘩になっていた間になごむは無事に?選考を通過し、ミスターNがいるデンパタウンに旅立ちそこで待機することになる。

旅に出たなごむから、たまに来る手紙が楽しみで、ミスターNとの冒険の後も活躍していることを知り、まだ帰ってこなくていいと返事を送った。

その後しばらくしてともなおとの冒険も終わり、何度かなごむがあきひろやふうすけ、なすまさなどを連れてふるさとに帰ってきている。

きよとは話をしているうちに自分自身の話にもっていってしまうところがあり、

なごむが帰ってきて、体の色が赤から橙に変わっていたときは

「これはどういうことだね!?ボディペイントとはけしからん!!」と怒鳴り

あきひろが「ただのボディペイントではなくて、妖精さんに作ってもらったインクで、

自身の属性耐性が変わるんですよ。これも戦略の一つなのです。」と仲裁に入ると、

「うむ、橙色でもいいな。だがどうせならオレと同じ縞模様でよかったじゃないか。そうしてこいよ!」と、この人はなかなかおとなしくならないようだ。

きよと、あきひろ、かずたかは釣った魚や野菜をおつまみにして酒を飲みかわす関係である。

ちなみにきよとはゆいのすけとななみ、さきと一度会っており、

ゆいのすけを「小僧」、ななみを「はげ」、さきを「お嬢ちゃん」と呼んでいた。

特にゆいのすけについては「小僧!次会った時にその巻き髪がそのままだったら、ちょんぎってそこのはげに張り付けっからな!」と言われていてゆいのすけはきよととなるべく再会したくないそうだ。これに関してなごむはその日弁解するのに精一杯だったそうな。きよとなりのジョークだったことには誰も気が付かなかった。


アンテナはみんなたくわえるアンテナで、主に力仕事のときに使っている。

あきひろたちの話を聞いて冒険をしてみたいとは思っているが、

稼いで妻との生活を支えていることを考えているとなかなか遠出ができないらしい。

特に最近は村で怪奇現象がおこっており、家具が勝手に倒れるなどして修理の相談で

てんやわんやのようだ・・・。


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みちた/3族/僕系


ゆいのすけのネット友達の一人で、今回民宿の村にゆいのすけたちがオフ会で

来たメンバーの中で幹事を担当している。

小さい頃から人間の乗り物に興味があり、今では主に電波っこ専用の乗り物開発に務めている。ゆいのすけにカートを手配した人物としても関わっていた。

軽いノリのしゃべり方とはうってかわってかなり頭がきれる男で、計算高い。

今回のオフ会のきっかけとしては、チャット中にえながとある村の怪奇現象についての噂話を持ってきて盛り上がり、現地まで行けるメンバーで観光兼ねて遊びに行くことになった。

なにしろ冒険について経験豊富なゆいのすけがいるから、彼を先頭に冒険に行きたがるのである。ゆいのすけはきよとのことを思い出し悩んだが、みんなと予定が合うことはめったにないので行くことにした。

こうしてゆいのすけだけはあきひろたちとは別行動で、みちたたちが待つ民宿へ向かうことになる。


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Ralph/15族/僕系


たまたま民宿に泊まりに来たお客さんの一人。

ミステリアスな事件が好きで、なんとなくやってきた。

日本語は地底人みたいに片言で、民宿の村の文化には非常に驚きの連続のようである。

何かと心臓が飛び出しそうだ!と騒ぐ。もう飛び出し済みかもしれない。


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Ember/6族/アタシ系


たまたま民宿に泊まりに来たきたお客さんの一人。

日本語がそこそこわかり、何人かの知り合いを連れて遊びに来たらしい。

推定年齢が20ぐらいで、運命的な出会いを夢見ている。

まだ誰とも付き合ったことがなく、異文化の男性に恋することがあるだろうか・・・と

いろいろチラチラ見ているようだ。

怪奇現象が最近起きていることについては話は聞いているものの

ただの噂に過ぎないだろうと信じていない様子。



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